日記

メディアだから無料で商品をあげるというのは善か

デジタルスケールが東京ギフトショーで準グランプリを獲得してから、メディアからの取材が多くなりました。

実際にはその前にマクアケで出していた時からあったのですが、メディア及び広告業界について学ぶことができたと思います。

まず声がかかったのは、番組で紹介するので、プロデュース料をもらえませんかという話でした。

有名な芸能人が出ている番組で、そこで紹介されるとともに、その紹介している動画は自由に利用しても良いという話でした。

はじめてのテレビということがあって、かなり惹かれましたが、結局断りました。

次に来たのは費用負担はなく、その代わり商品を無料でもらえませんかというものでした。

読者プレゼントにしたり、実際にスタッフが使ってみた感想を入れないとわからないというのがあって、一部提供しました。

ただ、それも商品です。

広告費の一部としてとらえれば良いのかもしれませんが、取材で使われた後は誰かが使うか処分されることになるのだと思います。

私は商品はほしい人に使ってもらいたいと思います。

さらに言うと、しっかりとコンセプトを理解いただいていて、それに見合った対価だと思ってお金を払って使っていただきたいと考えています。

もし、それが無料でもらえたとしたらどうでしょうか。

もちろん、良いものであれば使い続けてくれるかもしれません。

一方で、無料だからということで雑に使われる可能性もあるのではないかと懸念しています。

今、パン屋さんのパン祭りの商品としてこちらを扱ってもらっているのですが、それはしっかりと購入をいただいてのものです。

メディアで取り上げられるのはとてもうれしいんですが、その後の効果の検証もしにくいということもあり、商品提供までは少し悩むところです。

実際、テレビで取り上げられたときはかなりの効果があったので、良かったなという感じではありましたが、商品代を広告費と考えて、それに見合っただけの売り上げにつながるかというと個別に判断する必要があるのかなと思います。

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