最近の大人が、最近の若い者はと言わなくなったわけ

かつて年配の方から、最近の若い者は

「忍耐力がなくなった」

「だらしがない」

「マナーがなっていない」

などと批判されることが多かったと思います。

それが、最近では少なくなったと思いませんか?

むしろ、最近の学生はしっかりしているなど、若い人の評価が高いと感じることが多くなっています。

その理由は若い人のレベルが相対的に上がったからでしょうか。

もしくは、大人の人たちのレベルが相対的に下がったからでしょうか。

私は、これは若い人の希少性が高まったからだと思います。

20年~30年前は若い人が世の中の大きな割合を占め、多数派でした。

それが、最近では高齢者が多数派になっています。

そうすると、世の中は多数派中心にまわっていくことになるので、不満を感じる高齢者が少なくなってきたんですね。

自然とその不満をぶつける相手となっていた多数派の若者もいなくなったわけで、最近の若い者はという人も少なくなったというわけです。

最近の若者は理論は宇津保物語といった古典文学の時代からあったようですが、今は空前の若者少数派社会なので、はじめてそれが見えにくい時代になったと言えるのかもしれません。