中国を通して学んだメディアの性質

中国に関わっているという話をすると、大体の反応は珍しがられたり、どうしてという反応になります。

留学をしているメンバーと話をしていても、周りにあまり中国の話をできる人がいないということが出てきます。

日本にとっては、輸出入ともにアメリカを抜いて一番の貿易相手国になっていて、これだけ経済的なつながりが深くなってはいますが、まだまだ中国に関わっている人は少数派なのだなと感じるところです。

なぜそのような状況になっているのかを考える上で、メディアのあり方についての気づきがありました。

それは、メディアは珍しいことを報道するということです。

当たり前かもしれませんが、面白さ、新鮮さがなければ報道しても反響がないので、意味がないんからですね。

日本人が米を毎日食べているというのは報道されませんが、米を食べる量が減ったというのは報道されるといった感じです。

ただ、外国の人たちにとっては、日本人のこの毎日のことの方が重要だったりします。

というのも、本当に日本人を理解するためには、日本人が普段どう生活しているかというのが大切になるからです。

これは私たちにとっての外国も同じで、最近あった外国の変化というものばかり報道されていては、日常の外国というものを理解することはできません。

むしろ、変化の部分ばかり気になって、そのイメージが先行してしまって、誤解を生むということが発生するのではないでしょうか。

それが非日常のことであるにもかかわらず。

それが中国の空気の問題だったり、反日デモのことだったりということなのだと思います。

おそらく、割合としては報道されることの9割は非日常の部分なのではないでしょうか。

実際に中国に行ってみるとメディアに報道されない9割の日常があるので、意外に思うことが多いようです。

たとえば、空気の問題。

行ってみて、中国の空を見てみればわかります。

また、反日感情についてもそうだと思います。

これだけ日本のアニメが見られている環境だったり、反日ではない有名ドラマに日本人の役が登場して日本語をセリフを話している。

そんな状況が目に入ってくると思います。

百聞は一見に如かずということが日中交流に関わっていると毎回のように聞かされるのですが、この言葉ほど日中間の交流を表す言葉はないのではないかと思います。

ただ、SNSが発展しているにもかかわらず、その効果が日中関係では薄いという難点がありまして、日本で使っているLINE,フェイスブック、インスタグラム、ツイッターといったSNSはすべて中国で使えないんですね。

中国国内の産業保護、情報の管理といった点で規制をしているようですが、ここはなんとかならないものかと思います。

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