国の理解のためにはゼロイチの活動の継続が必須

2013年に中国留学から帰国し、その後中国との交流活動を継続して行っています。

最初は日本にいる中国人に日本の文化を紹介したい、また自分自身も体験したことのないことを体験したいと思い、大学祭に行ったり、競馬に行ったり、工場見学に行ったりという企画をたくさん実施していました。

しかし、一度やると、自身にとっては新鮮味がなくなってしまうので、面白くなくなります。

ビジネスの場合は、一度やってノウハウが蓄積されればそれを繰り返せば良いので、プラスなのですが、ボランティアとなると、自身のモチベーション維持のためには他の何かが必要になってしまいます。

そのため、2年ぐらい経つと、先に述べたような、知識ゼロの状態から1に上げる活動よりも、知識が1ある状態から2、3にする活動をしたいと思うようになりました。

ある特定の分野を掘り下げるというような活動ですね。

面白い発見としては、それを行っていくと仕事になってくるんですね。

正確に言うと、仕事としてできるようになってきます。

もちろん、仕事で取り組んでいる人はその分野にフルタイムでコミットしているので、情報量も多く、活動量も多いはずですが、仕事として行われていなかった分野だと専門家になれたりします。

そこでもし目先の収入を目指していくとなると、仕事のニーズに応じた活動にシフトしていくことになりますし、そうでなければ、自身の好みに応じた活動を継続すれば良いわけです。

実は、最近ゼロを1にするゼロイチの活動こそ中国の理解には大切で、中国に実際に行ったことがあったり、中国人の友人がいる人をつくることが両国関係を形成する中で大きな影響力を持つのではないかと感じています。

旅行業というのはその最たるもので、インバウンドの中国人を案内するという仕事などはとても重要な役割だと感じているところです。

それに加えて、ゼロイチの活動の新たな魅力についても見いだせたかなと思っています。

活動をはじめた当初は得られる知識を重視していたので、ゼロイチの活動から得られるものは初回が一番多く、その後はあまり得られるものはないと感じていました。

しかし、この活動は継続していくと、コミュニティが生まれ、人の広がりができてくるんですね。

そうなると、コミュニティでできることが新たに生まれたり、コミュニティから学ぶことがあったりということが出てきます。

一緒に活動できる人も増えるので、活動範囲が大きく広がったりもします。

コミュニティ運営にはまた一工夫が必要になってくるわけですが、それはそれで新たなフェーズとして面白くなってくるんですね。

ビジネスにもつながることですが、何事もはじめは少数ではじまります。

人数が増えても活動単位というのは基本的には少数であって、その少数の単位内でのコミュニケーションがとても大切です。

少数で取り組んでいたときの楽しみと複数の単位ができて取り組む楽しみというのはまた少し異なっていて、ここでもそれを望むか望まないかを選べるわけです。

なぜか単位をまとめる立場の方がえらいように見られがちですが、役割としてはそれぞれが重要ですし、また、ボランティアで上下関係があるのかという点も出てきていて、このあたりまだまだ考えていきたいなと思っているところです。