深圳、上海に続く経済特区は雄安新区がある北京付近へ

都市としては、歴史を残さず開発を続けるエリアを設けた方が良いのではないかということを書きましたが、そのタイミングで中国の話を聞きました。

それは、雄安新区(ゆうあんしんく)というエリアについてです。

ここは、河北省にあるエリアで、新たに開発される地区ということです。

PM2.5の話が2013年頃から言われていますが、北京ではかなり規制がされていて、北京市内での排出はそれほど多くなっていません。

むしろ、北京の周り、つまり河北省にある工場がその原因だと言われています。

そこで、中国として進めようとしているのが、北京、天津、雄安新区を結んだ地域を新たな中国の中心地域として位置づけ、経済発展を目指そうというものです。

ここには、ハイテク産業などPM2.5の排出が少ない企業誘致を行い、環境改善にもつなげたいという思いがあるということです。

計画としては2035年までの計画になっており、長期的な開発になりますが、国連本部をここにという思いもあるようで、開発規模というのはかなり大きくなるようです。

歴史のない地域はないものではありますが、雄安新区に該当する100k㎡の地域はもともと開発が進んでおらず、そこに人口もということを考えているようで、北京の首都機能の移転とともに面白い取り組みだなと感じています。

中国の人口ボーナスは終了し、高齢化の進行が危惧される状態でのこれだけの規模の新規開発ということですが、国全体の沿岸部への集約、コンパクト化ということも意識しているのかもしれません。