SDGsが日中の共通目標となるポテンシャル

日中関係が悪化した際には両国間の相違点よりも共通点を見つけようという話がよく言われました。

共通点というのはあまり意識することがないので、すぐには思いつきにくいかもしれません。

また、共通点を見つけてもあまり新鮮な感じがしないので面白くないというのもありそうです。

たとえば、漢字、儒教文化、仏教といった部分は考え方の根底を構成している共通的な部分だと思います。

はしを使った食事というのは、私自身もそうだったのですが、知らない人も多いのではないでしょうか。

そもそもはしは中国から伝わったものなのですが、日本独自のものと考えている人も多いような気がします。

お米を食べるというのもそうですね。中国の北の方では小麦が主食になりますが。

そういった点では、中国は広いので、共通点というのはどこまで該当するといえるのかというのが難しいですね。

黄色人種、黒色の髪の毛というのも自然すぎて気づきませんが、共通点です。

見た目が共通ということで、違う部分が目立つというのもあるのではないかなと考えています。

中国と日本のことわざで共通のものもかなり多く、以前ご紹介した礼轻情意重がまさしくそれです。

やはり当然すぎて面白みがないですかね。

既存の共通点を見つけるというよりは、これからは共通点にすることを意識して作っていくというのが良いような気がします。

たとえば、SDGs(持続可能な開発目標)というのは国連が掲げる目標ですが、これを実現することを共有することで、お互いに同じ方向性を向くことができます。

通貨を共通点にしたのがEUですし、英語を第1外国語として学ぶという共通点もあります。

これからどのような共通点を作っていきたいか、それを考える機会が出てくると面白いかもしれません。