行政サービスは23区の方が充実しているという事実

お金があるところの方が行政サービスは充実しています。

当たり前のことかもしれませんが、それを実感できる人というのは少ないのではないでしょうか。

実際にいろいろな場所で住んでいる人は体験によって感じているかもしれませんが、外から見ただけではほとんどわからないと思います。

私は23区、多摩市、地方都市を見てくる中で、それを感じることができました。

多摩市についていうと、地方交付税の不交付団体で財政的には非常に強い自治体になります。

しかし、だからこそ、地方交付税をあてにした財政運営ができないという難しさもあって、無駄遣いをしにくい環境にあったのではないかと思っています。

一方、地方都市は、地方交付税があるため、国の政策の意向をある程度反映する必要はあるものの、国のお金だからという理由で議会も通りやすいといった柔軟な財政運営ができる強味があったりもします。

23区になると、厳しくなっているとはいっても、やはり世界の東京であって、財政的には豊かです。

まだまだ余裕があるなと感じています。

このことは、職員の意識にも差が出ていて、市民との協働意識というのは、23区や地方都市に比べると多摩市は強いのではないかと思いました。

実は、23区も地方都市も行政と協働していこうという意識のある人は多く、実際に取り組みをしているのですが、職員からすると、その状況に満足をしているのではないかと思います。

私から見ると、その状況がいつまでも続くかわからないので、もっと新たな人の発掘や掘り起こしをと思ったりもするのですが、そこがあまり強くないのかなと。

行政への要求型、行政へのお任せ型では今後は厳しくなると思うので、そういった点で市民と一緒に取り組める体制づくりというのは早め早めの対応が良いと考えています。

市民活動に特化した部署ができていますが、今後はどのような部署でも市民協働を前提とした行政運営を考えていくことになると思うので、そういった点では部署に関わらず人材発掘の取り組みは進められると良いなと考えているところです。