2019年になりました。
2018年は佐久市ではじまり、佐久市で終わったと言えると思います。
生涯活躍のまちに2015年から取り組み、先進的な自治体として内閣府のまち・ひと・しごと創生本部の支援チームにも最初に認定された佐久市。
その佐久市の生涯活躍のまちの最初の事業である臼田地区での事業に取り組むことになりました。
移住希望者のみなさんと話をしながら、その方々のニーズにあった環境をつくっていこうというマーケットインの手法で進めてきました。
そして、12月末にホシノマチ団地のプロジェクトはスマートウェルネス住宅等推進モデル事業に選定をされることになりました。
もともと日本の最先端を走っていた事業ですが、制度的にも日本初モデルとなることが決まった瞬間でした。
中国関係では、公益社団法人日中友好協会の理事を拝命し、毎月のように中国に行っていました。
敦煌にははじめて行きましたが、砂漠の衝撃というのは大きく、日本人から見た中国の魅力というのはまだまだ開発余地はあると思いました。
徐々にではありますが、日中の交流活動に関わる人も増えており、世論調査にも表れているように特に青年層の中国に対するイメージというのは改善してきているのだと思います。
物販については、テレビに多数取り上げられました。
一番良かったのは、テレビの反響がどの程度あるのかというのを身をもって体験できたことです。
広告料でいうとかなりの金額になると思うのですが、テレビの威力がどの程度のものかというのを知ることができました。
プライベートの面では、子どもが生まれ、大きく生活が左右されたと言えます。
この状態は今後もずっと続いていくことになると思いますが、子育てに一定程度コミットしながら会社経営をしていく、むしろ子育てを仕事、生活に組み込んでいくということを社会変化を起こす取り組みの一環としても実施できればと考えています。
2019年は、子育てをより仕事に近づけたものにしていくというのが一つの行動指針になっていくと思います。
昨年も打ち合わせに子どもを同席させたり、出張に同行させたりということがあり、どういった反応があるかということがわかりました。
その経験を活かし、自身の生活が子どもに左右されない、一方で子どもには新鮮な体験ができる場というのを提供できればと思います。
仕事については、社会へのインパクトを第一に、課題先進国として高齢化、労働力不足といった点を解決するような取り組みを継続して実施していく予定です。
創業以来毎年大きな変化がありますが、今年もそれは変わらないと思います。
これまでと少し異なるのは、昨年に事業の柱となる土台を築けたことで、その土台をさらに固めていくというのが一つ。
そして、もう一つはこれまで通り継続して新規の商品開発を進めていくということになると思います。
昨年は弊社の強みを再認識する機会でもありました。
その強みというのは商品開発の部分で、新たな社会の流れのニーズをとらえ、それに合った仕組みを考案する。
ここまではどの企業にもできることです。
弊社では、それを実際にビジネスとして運営していくところまでをできることが強みです。
そのため、一般的なコンサルティング会社と異なり、得意な分野が限られているところがありますが、その業態を今年は少し拡張する年になると思います。
今年は確実に大きな節目となる1年で、それをしっかりと自覚するとともに、着実な成果を収められるように努めたいと思います。