大学受験と大学院受験は何が違うのか

センター試験の時期ですね。

私にとって、センター試験はあまり良い思い出はありません。

しかし、今振り返ると、センター試験を通して得た経験というのは非常に大きかったと思います。

当時の私は、大学に入ることがすべてで、勉強をするということに縛られていました。

当時は日々やることは決めていましたが、目標に向けた戦術はいろいろ考えていたものの、戦略としては不十分だったのではないかと思います。

大学も大学院も受験した経験がある身として感じるのは、大学入試と大学院入試は全く別物ということです。

大学入試というのは、不得意なものがあると合格できません。

もちろん大学院入試でもそうなのですが、大学院入試の場合は自分の学びたい専門分野の試験なので、不得意ということはほぼないと思います。

一方で、大学受験は国公立の場合は文系科目、理系科目両方とも受験しないといけないため、苦手な科目があると勉強時間も取られますし、平均点も押し下げる要因となってしまいます。

そういった意味で、大学というのは文系、理系両方ともある程度できるオールダウンダーが求められているのだと思います。

もちろん、私立の大学は科目も選択できることが多いですし、AO入試などを導入している大学も多くあるので、一概には言えませんが、大部分は一般入試で入るため、何でもできる人が入れる確率は高いと思います。

人は年を重ねれば重ねるほど個性が強まり、専門が分かれていく傾向があり、大学院では文系、理系からさらに絞った〇〇学での試験になります。

そうなるとその分野が好きで、得意であれば良いわけで、合格する人材も少し異なるのではないかと思います。

勉強、研究には共通している部分も多いので、大学受験がうまくできる人は大学院では自分が好きな分野をさらに突き詰められるのでもっと高い得点をとって入ることができるというのはあると思いますが、数学はいつも100点だったのに、国語が20点だったから大学はあきらめたという人も、大学院では数学だけの評価になるので、より選択肢が広がるのではないかと思います。

センター試験を1週間前に控えて、そんなことを思いました。