まちづくりの役割分担は意外と細かい

これまでまちづくりというか、地域の担い手の人たちは、1人で何役もこなしてきました。

今でも地域で活動する人の多くは一人で何役もこなしている人が多いと思います。

そして、それができてきたからこそ、地域で活動が生まれていたわけですが、それが難しくなってきています。

それは、担い手側の方でやりたいことがはっきりしてきているので、関心のない部分までは取り組まないという活動層が増えてきたからです。

例をあげると、交流会のような出会いの場づくりの活動がありますが、この場だけだとその次につながりません。

もちろん、次につながっていく例は出ると思うのですが、それをフォローはできず、人知れずその場がきっかけとなって活動が生まれているという形になります。

それを外から見ると、特に実績もあげないまま交流会ばかりをやっているとみられるわけです。

そして、実施側もそれで良いと思っているんですね。

その人たちの目的は、きっかけの場づくりであって、その後の具体的な行動までは求めていないからです。

仕事としてやるのであれば、実績が求められます。

特に自治体がやる場合は出会いの場だけでなく、そこから何いくつの活動が生まれたのかといったKPIの設定があるのが普通だと思いますが、ボランティアにそれを求めるのは大変です。

というのも、実績をつくるためには、参加者をフォローしたり、活動が生まれるようにサポートしたりということが必要になるからですね。

実施側としてはそこまでやりたくないという人もいるわけで、そのような人にお願いするのは変な話ですし、得意不得意もあるので、必ずしも同じ人が担ってうまくいくとも限らないわけです。

細かく見ていくと、このような役割分担というのは、意外と細かく、これを1人でこなしていた時代というか、地域というのは少数の人が担う仕組みになっていても仕方がないかなと思うところです。

ただ、この役割というのもまだ体系的には整理されていないところかと思うので、一度整理してみたいなと思っています。