つながりのつくり方②

まちづくりでのつながりのつくり方としては、つくりたい側の環境整備が重要だということを述べました。

今回は、ターゲッティングについてです。

まちづくりで活動しているアクターは以下のように4つに分けられます。

収益があるかないかというのが、一番の分かれ目です。

というのも、収益がある場合は余裕があり、他の団体と連携して事業と行ったり、新たな取り組みをすることが可能だからです。

収益がない場合も、自分たちの行いたい活動に対する協力者探しや資金集めのために積極的に他の団体と接触をする人もいますが、それは結局自分たちの活動を行うための活動で、すぐにそれよりも先の活動にはつながらないということが多いと思います。

収益がない場合も、退職後高齢者やお金持ちの人は資金的に余裕があり、つながること自体を目的にしている人が多いため、つながりやすい人たちになると思います。

ここで重要なのがターゲッティングです。

みなさん、どこの人たちにどうつながってほしいのでしょうか。

ボランティア団体同士のつながりをつくろうとする取り組みについては、ハードルが高いことは間違いないと思います。

テーマをはっきりさせて、どのようなゴールでどういうつながりをつくるのかを明確にしないと団体がそれぞれ自分たちの活動に協力してくれる人を探すのみで、一方通行の発信で終わる可能性が高いです。

分類でいうと左下の高齢者やお金持ちが該当される部分のつながりというのを想定している活動も多いと思いますが、ここに該当する人でかつスキルのある人というのは少ないです。

スキルというのは、団体などが求めている能力というのもありますが、地域活動でうまくやっていくことができる能力というのも含まれます。

男性高齢者は企業で務めてきているため、企業文化に慣れすぎていて、平等意識の高い地域活動になじみにくいというのは、この典型的な例です。

そのため、この人はマッチすると思った場合は、とても大事にしてあげる必要があると思います。

もしそれで若い人だった場合は、千載一遇のチャンスということで、とてつもなく慎重に扱ってあげてください。

慎重というのも、はれ物に触るようにしたり、おだてればよいというわけでもないのですが、居心地の良い環境を提供してあげるということを意識しておいた方が良いと思います。

そもそも、なぜつながりをつくるのかというと、既存の活動の幅を広げたり、より充実したものにするためだと思います。

そういった点では、ボランティア団体同士つながるのではなく、それ以外の余裕のある人、団体とつながることを優先した方が効率良く活動ができると思います。