日本の住宅事情は、この30年間で外国人にとって大きな変化が起きています。
30年前、日本には外国人に貸す大家さんがほとんどいませんでした。
理由は、日本語が通じない、ルールを教えようにも伝えられないというのが大きかったようです。
そして、1度でもトラブルがあると、二度と貸したくないとなってしまうようでした。
それが、30年経った今、状況が大きく変わっています。
まず、当時の建物が老朽化しました。
そのため、家賃が下がっています。
そして、日本の高齢化が進み、空き家が増えました。
こちらの理由でも家賃が下がっています。
一方で、中国人で日本に来る留学生は両親が豊かな人が多く、借りるのではなく、買ってしまう人もいるようです。
最近では、中国よりも東南アジアの人たちの方が借りる人としては多いということでした。
都心の物件の事例かもしれませんが、30年という年月は不動産事情にも少なからぬ変化を与えているようです。