天津に来ています。
今回は、都市計画の観点から北京、天津を見るということで、その二日目です。
浜海新区という沿岸部の地域を中心に見たのですが、前日夜から午前中にかけての雨で、道がひどいことになっていました。
このような状況をバスで走りました。
地域としては数百メートル四方の規模で浸水地域になっていたと思います。
バスのステップに浸水したりもしていましたが、エンストせずすみました。
乗用車も走っていたのですが、残念ながら浸水で途中で動かなくなるという車が散見されました。
今、中国ではシェアサイクルが流行っていますが、こんな中でもシェアサイクルで進もうとしている人がいるのが驚きです。
そして、こんな状況でも使えるシステムなんですね。
政府の方の話によると、100年に1度の大雨ということで、台風の影響もあったのだと思います。
普段雨が降らないので、雨水槽などがそれほど整備されておらず、排水がしっかりできずにこのような形になっているのだと思います。
今回つくづく思ったのが、これまでは大丈夫だったからが通用しなくなっているなということです。
日本だけが異常なわけではなく、このような状況は世界中で起きていることで、災害に備えたまちづくりというものの大切さを痛感した1日でした。