冷たいウーロン茶は日本の革命

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ウーロン茶は中国のお茶です。

これは非常に有名なことです。

しかし、日本人の大きな勘違いがあるのですが、中国ではウーロン茶はほとんど飲まれていません。

最も飲まれているのは、ジャスミン茶(中国語で花茶)だと思います。

ウーロン茶というのは、福建省で採れるお茶で、その地域では飲まれていても、他の地域ではほとんど飲まれていないです。

中国のレストランに行って、飲み物を頼むときにお茶を飲もうと思ってウーロン茶を注文しても、まず「ありません」と言われると思います。

そんな中国ではマイナーなお茶を大量に飲んでいるのが日本です。

ウーロン茶の消費量はずっと最近は減少傾向にあるようですが、1人あたり年間5リットルぐらいは消費されているようです。

中国から輸入されてきたウーロン茶ですが、日本に入ってくるにあたって進化した点があります。

それは冷たくても飲むという飲み方の変化です。

今でもそうですが、中国ではお茶は暖かい状態で飲みます。

レストランでは冷たい水が出てくることもなく、白湯で出てくる中国で、飲み物は夏でも暖かいものを飲むというのが基本の中国ですが、冷たいものは体に良くないと考えているのがその理由だと思います。

しかし、日本ではウーロン茶といえば、冷たい状態だと思います。

これは、日本に入ってくる段階で、冷たくてもおいしい状態のウーロン茶の入れ方を開発してきたという経緯があるんですね。

烏龍茶を日本で初めて商品化したのは伊藤園のようです。

てっきりサントリーかと思っていたのですが、伊藤園が夏に冷たいお茶を飲む、そして、甘いものが主流だった清涼飲料水業界に無糖のものを入れたという大きな転機を作ったきっかけでもあったようです。

お茶を冷やして飲むというのは日本の発明だったようです。

そんな話を中国の人と話をしていて聞きまして、ちょっと書いてみました。

このような話というのは、他にもいくつかあります。

そのため、中国の人たちからは、日本は外国の文化をうまく取り入れて、オリジナル化して、世の中に出していくのがうまい国というイメージを持たれています。

明治維新で西洋の文化を取り入れて発展したというのはその好例ですね。

中国は洋務運動に失敗しているので、それもあるのだと思います。

ここの点が日本の強みなのではないでしょうか。