古民家は水風呂が不要のサウナとなる

古民家が安い理由

昨年から古民家に住み始めました。

田舎暮らしだと、一軒家が安く借りられます。

それは、土地が安いから、物価が安いから、そうだと思っていました。

もちろん、それもあるのだと思いますが、おそらくそれ以外にも要素はあります。

それは、古民家は断熱性、遮音性が悪く、住まいとしての質が時代に合わないからです。

地方の一軒家というと、山の中にポツンという感じで考えるかもしれませんが、多くの人は街中に住んでいます。

街中というのは、言うまでもなく、隣に家屋が隣接しています。

そうすると、行きかう車は多く、国道などに面しているとさらに車の音が厳しいです。

また、街中であれば山奥よりは暖かいだろうと思うと思いますが、寒いところは寒いです。

そうすると、家の断熱性がものをいうのですが、古い家ほど断熱性がなく、家の中で吐く息が白いというのは当たり前です。

畳の上に布団を敷いても、床から体温が奪われていくことがわかるぐらいの寒さです。

こういった環境なので、暖房のための光熱費はかかりますし、布団プラスアルファの防寒対策が必要になります。

多くの人にとって、古民家の趣よりも住まいとしての機能の方が大切だということを価格が表しているのだと思います。

古民家は天然のサウナ論

ただ、家の中が寒いことで良いこともありました。

それは、家の中で天然のプチサウナを体験できることです。

サウナの仕組みをご存じでしょうか。

サウナは、3つの行動で1パターンと考えられています。

1つは、サウナに入ること。体を温めることですね。

100度近い部屋の中で体を温め、体温を異常な状態にします。

次が、水風呂です。

15~20度ぐらいの水風呂で体を急速に冷やすことで、また体温を異常な状態にします。

最後が外気浴です。

常温の中で休憩をすることで、急激な体温の上下をもとに戻そうという神経の働きが生まれて、いわゆる整う状態になります。

私も一度体験して、サウナのすごさを知りましたが、これと同じような状態をサウナなしで、家で実現することができるのが古民家です。

まず、サウナの代わりにお風呂に入ります。

それで十分に体を温めます。

その後、お風呂を出ます。

家の中が寒いので急激に体が冷やされます。

そして、その後に服を着ます。

服を着ることで、常温に戻ろうという力が促進され、整うに近い状態になります。

もちろん、サウナほど激しくはありませんが、サウナのととのうを知っている身からすると、プチ整う状態ができるなというのを実感したところです。

これは家が暖かかったら体験できないことなので、古民家の魅力の一つですね。