日記

世界で一番のエンターテイメントは自分自身である

世の中にはいろいろなエンターテイメントが溢れています。

SNSや動画など、すばらしいものがたくさんあると思います。

私はエンターテイメントには、2種類あると思っていて、消費型と生産型の2つです。

世の中にあるほとんどのエンターテイメントは消費型です。

SNSを見る、動画を見るといった受け身の消費を行うタイプのものですね。

広い意味では、教育を受けるというものも含まれると思っています。

習い事をするといったことです。

一方で、生産型はどういうものかというと、SNSを発信する、動画を制作するといった生産者になることです。

消費者に提供するものになります。

教育も受けるではなく、教育をする先生側になると生産になります。

私は断然生産型のほうが面白いと思っているのですが、それがなぜかわかりました。

まず、生産型と消費型の違いについてですが、

生産型は、行動するのは自分ですが、成果を決めるのは他人です。

何かを作った時、自分で作るわけですが、それを良いと思うかは他の人が決めます。

もちろん、自己満足で取り組んでいられればそれが最高ですが、人間が社会的動物である限り、社会のために貢献するということが最終的には求められると思うので、社会の評価が必要かと思います。

一方、消費型は、行動するのは他人ですが、成果を決めるのは自分です。

他人が製作したものを見て、自分で面白いかどうか、役に立つかどうか判断するということですね。

自分が面白いと思ったか、役に立つと思ったかというのは自分自身にしか関係がありません。

世の中でいかに流行っていようと、自分が面白いと感じなければ意味がないことになります。

この行動するのが自分か他人かというのが大きなポイントかと思います。

私は結構あるのですが、暇なんだけど、インターネットも見飽きたなみたいなことはないでしょうか。

自分の興味のあることに限りがあるからかと思いますが、検索しようと思う言葉もなく、本当は膨大な量の情報があるはずのインターネットがつまらない感じです。

気に入ったサイトなどはあるのですが、その情報の更新がされないので、暇になってしまうみたいな感じですね。

最近は、レコメンド機能がすばらしいのでなくなってきたかもしれませんが、主体的に動かないと消費型のエンターテイメントも枯渇するという例かと思います。

何が言いたかったかというと、いずれにしても自分から動かないと楽しめない環境というのは生まれるということです。

そして、新たな検索や生産というのはストレスがかかるのですが、それをしないと楽しい環境を作ることはできないということですね。

もちろん、更新を待てば良いのですが、自分の更新してほしいタイミングでの更新はありませんので、待ち時間を無駄に過ごすことになります。

そうすると、生産型で自分が動いたエンターテイメントの方が良いのではないかという考えになりそうですが、このハードルはかなり高いです。

それは、生産型は他人の評価なので、動いても評価されるかわからない、行動自体が無駄に終わうことが多いということです。

せっかく何かを作っても、面白くないとか、いらないと言われたらショックですよね。

この報われないかもしれないという期待値の低さが多くの人が生産型を望まない理由かと思います。

では、なぜ私はそんな生産型に取り組めるようになったのかというと、理由は3つかと思います。

1つは、好きなことをやっているので、自己満足だと思えるからです。

自分がのぞむ生産活動であれば、他人からの評価を気にせずできるので、継続ができます。

これは、100%自分自身が望んでいることをやっているかというと、そうではありませんが、自分のマインドセットをそう持っていっているということもあります。

たとえば、仕事を趣味として言うことで、これは仕事ではなく自分が好きでやっている趣味なのだというのも一つのマインドセットかと思います。

好きだと思い込むということですね。

もう1つは、打率が上がっていることかと思います。

生産活動を多く行うことで、成功確率を上げることができて、断念する前に成功体験を得られるので、継続できるということがあると思います。

これは、いかに環境を作るかということと、いかに小さい成功体験の場を設けるかといった自分自身が継続できるようにコントロールするといった力が鍛えられていることも大きいと思います。

自分自身を知るということはとても大切です。

前に述べたことと矛盾するかもしれませんが、私は自分のために何かをし続けることができません。

誰かの役に立っているということが実感できないといけないということですね。

そのため、誰かといっしょに取り組むという機会をあえて作ったりとか、そういった場がなければ行わないといったことを意識して取り組みをしていることがあります。

これは、完全に自分中心の動き方なので、世の中のスピードについていく必要が出てきたりすると、このあたりに齟齬が生じてきて、ビジネスとして行うとなると完全に実現するのは難しいと思います。

そこは目指していきたいですが。。。

さて、タイトルの自分自身が最高のエンターテイメントであるということは、まさしくこの点にあります。

打率が上がるというのは、自身の成長が見られるということかと思います。

もちろん、他人からの評価での満足不満足もあるかもしれませんが、自分自身が成長したな、新しい知識を得られたなということは、絶対評価で自分自身で決めることができます。

そうすると、他人の評価も関係なく、かつ自分のペースで感じられる満足感を得る場を作れることになります。

そして、成長をし続ければ、いつの間にか周りからも評価されてくる機会が増えると思います。

こう考えると、自分自身を成長させることが最高のエンターテイメントで、それ以上楽しいものはないのではないかなと思ったところです。

組織での役職とか、誰かからの評価になってしまうと、自分自身でコントロールが効かないのでストレスを感じてしまうと思うので、自分の中でどう成長していて、どう変化があったのかということを基準に考えることが大切かと思います。

私はそういった自分自身をエンターテイメントとして消費してもらいたいなと思っている部分を持ってもいるので、私だからこその楽しみ方なのかもしれません。

そんな私の悩みは、自分自身の成長スピード以上に社会が成長を求めてきたときにどう対応するかです。

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