移住する魅力は何か。それは暇がなくなること

定年後は悠々自適に暮らしたい。

仕事をせずに、時々旅行に行って暮らしたいと思う人が多いと思います。

しかし、いざ定年してみると、想像していたものとは違うという想いを持つ人も多いようです。

大きくは2つのポイントがあると思います。

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多すぎる時間をつぶせないという現実

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定年前までは週5日×8時間+通勤時間という時間が仕事に費やされていました。

40時間以上は仕事だったんですね。

仕事の時は忙しくて、寝る時間も少なかったということであっても、1日3時間ぐらいプラスすれば十分だと思います。

そうなると、1日5時間×週5日+通勤時間という時間が自由になります。

1日映画を1本見ようと決めても2時間。

新聞をゆっくり読もうと思っても1時間。

健康のために散歩をしようと思っても1時間。

それでも1時間余ります。

かなり明確にこれをやりたいという思いがないと、暇を持て余してしまうというのが実際ではないでしょうか。

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収入がなくなるのでお金を使うことが不安に

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もう一つは収入が年金だけになるので、お金を使うことは貯金を減らすことになり、不安を感じてしまうことです。

それまでは収入が一定程度あって、貯蓄を増やす生活でした。

貯蓄を崩して生活するということに慣れていないこともあり、なかなか思い切って使うことは難しいです。

旅行に行ったりすると、一定程度のお金が出ていくことになるので、いざという時のために取っておかなくて大丈夫かという思いが出てくるのは当然だと思います。

時間があると、アクティビティなどが増えて、お金を使う機会も増えます。

時間はあっても、お金が限られるとできるアクティビティも限られてしまい、結局お金を使わない活動をするという流れになっていきます。

旅行などのためにお金を貯める必要があるので、仕事をするというのも一つの選択肢です。

ただ、残念なことに定年後の仕事というのは仕事内容が限られているのが現状です。

放置自転車の整理や駐車違反の取り締まりなどをやりたい人がどれだけいるかというと、少し疑問なところがあります。

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定年後の移住も選択肢の一つになった時代

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定年後に環境の良いところへ移住をするというのは一つの大きなトレンドになっています。

なぜ移住かというと、農業をやりたい、自然豊かなところで暮らしたいという人が多いようです。

住んでいる土地を変えると、地域を知る必要もありますし、新たな友人や知り合いと交流する機会が増えます。

特にそれまでの経歴や人間関係左右されないので、自分が思い描いたライフスタイルを送れるというのが大きいようです。

みなさん後ろめたいことがあるわけではないですが、経歴など、過去の自分を気にすることなく、自由にセミナー等の講座に参加して勉強したり、農業をやったりというのは新たな気持ちで始められ、すっきりした気持ちでいられるのも確かです。

それはお金を使うこともお金を使わないこともありますが、お金を使うことだったとしても、地方だと職種が多いこともあり、あまり思い悩むことなくシルバー人材センターで働けるというところもあるようです。

また、お金を使わない活動も地方には多く、そのような活動はいろいろな地域で毎日あるので、それに参加するので忙しいというのも良く聞く話です。

移住してすぐの時はどのように過ごして良いかわからないという人も多いようです。

というのも、情報が入らなかったり、講座などに参加する一歩が踏み出せずにいたりするからなのですが、核となる人が一人知り合いになって、一緒に行動できるようになると一気に活動の幅が広がっていくと思います。

移住後のこの期間というのは、ちょっとしたハードルになっているようで、うまく過ごせない人は1年程度で東京に戻るということもあるようです。

地域の情報を紹介して、安心して暮らせる場所というのが重要だなと思っていて、それがホシノマチ団地として実現していくことになると思います。

1~2年ホシノマチ団地で暮らして、地域との関係をつくり、仕事が軌道にのって、自らの住みたい場所を見つけて転居するというのもありだと思っています。

そのような佐久市と移住者をつなげる場所になっていけると良いと考えているところです。