行政に不安を与えたらデメリットしかないという話

弊社のメイン事業は生涯活躍のまちです。

もともとは高齢者のコミュニティ事業ですが、そこから移住の要素を入れることで、新たな分野に進出している形になります。

生涯活躍のまちというのは、もともと日本になかった形で、国が主導して新たなニーズの発掘、開拓を行ってきたところです。

そして、国でもまだこれに対するしっかりとしたサービスの答えを出せていません。

それを先んじてやってしまおうということで取り組んでいます。

私はここに官民連携という要素を加えて、行政とのパートナーシップの下、事業を構築できればと考えていました。

そうすると、民間の土俵に行政を入れるわけで、行政の人としては慣れないことが出てきます。

大きな点は、先が見えない、成功するかが不確定ということです。

行政の人は、資金的な不安がないため、とにかくやってみるということができます。

そして、それが大きな強みです。

しかし、その分、不安には慣れておらず、不安な状況というのを嫌うんですね。

一方で新規事業というのは成功するかの確約が全くない中でのスタートになっています。

民間としては行政に対して成功する保証というのはできないわけです。

それを正直に伝えてしまうと行政は任せてくれなくなります。

そのため、できます、できます、やります、やりますということを言うしかないわけです。

その結果できませんでしたというのは許されるのかもしれませんが、はったりというか、安心させてあげることが求められているようです。

私はそこでできるかわかりませんというスタンスでのぞんだため、ちょっと失敗したなと思っています。

というのも、行政としてはリスクを恐れるので、できない可能性が少しでもあると、できな勝った時の準備に多くの時間とお金を割こうとするんですね。

できたらできたで良い、できなかったらできなかったですみません、という感じで、行政に対してはとにかくできますというスタンスでのぞむ必要があるということを学びました

おそらく、これは民間側の基本スタンスで、このような関わり方をしているので、行政は不安に対する対処方法を学ぶ必要がないのだとも思います。

いずれにしても、今回は不安をあおった事業推進をしているので、これでうまくいけば、こういう事例もあるのだということを世間にPRしていきたいと思います(笑