評価のための評価ではなく、PRの手段としての評価という考え方

行政評価は何のために行うのか。

事業をより効果的に運営するためというのが模範的な回答でしょうか。

ただ、より効果的に運営するというのは漠然としていて、どの程度効果的に運営すれば良いのかというのが見えません。

そのため、目標設定もあいまいで、評価についても評価のための評価というような形になってしまうのではないかと思いました。

今回行政評価外部評価の委員をしていて思うのが、委員としては評価で終わりではなく、この経験を他の市民にも伝えるなどの役割が大切ではないかということです。

評価を行うことによって、板橋区の施策への理解が一般の市民よりも格段に深まりました。

これを他の市民に伝えていくのも委員としての責務だと思います。

そういった観点からすると、行政側は委員に対して、何が優れていて、どのように改善をしているのかというのをPRする場でもあるわけで、そのような観点から評価をしておくのが良いと感じました。

たとえば、目標設定をする際にも、全国1位を目指す、23区で1位を目指すなどわかりやすいものがあれば、委員としても周囲に説明がしやすくなります。

一方で、優れた取り組みをしていても、比較対象がないとどの程度優れているのかがわかりにくく、周囲にも伝えにくくなってしまう気がします。

評価というのは、事業をより効果的に行うものである。

それに加えて、自らの事業を相対的に見て、良い部分をPRできる場であるという意識になると良いのではないかと思ったところです。