1週間中国にいました。
今回ほど、この時期に1週間の出張を入れたことを後悔したことはありません。
というのも、年度末で業務がかなり多くなっていることに加えて、選定いただいたスマートウェルネス住宅等推進モデル事業の書類の提出締め切りが3月末までだったからです。
中国に行く前の段階で、私がすべきことはすべて終わらせ、あとは他のメンバーにお願いしていることを待つという形ではあったのですが、何かあったらどうしようという思いはなくせない状態での出発でした。
しかし、結果としては無事すべて完遂することができました。
ご協力いただいたみなさんには感謝感謝です。
ここで感じたことをいくつか記録しておきたいと思います。
1.電話は受信できる状態にしておくものの、基本的には折り返しでスカイプ
当然中国にも携帯電話を持っていくわけですが、海外での電話は発信も受信もお金がかかります。
しかし、受信できない状態にしておくのは何かあった時に不安です。
そこで、私は受信できる状態にしておき、着信があった場合はスカイプで折り返すようにしました。
モバイルWi-Fiは持っていき、常にオンライン状態にしておくことで、電話の対応も可能でした。
もちろん、スカイプの音声に問題はありません。
唯一問題があったのは、高速鉄道に乗っていて、トンネルを通過した時だけでした。
これは日本の新幹線でも同じですね。
2.VPNの設定でLINEやGmailにも対応可能
中国ではLINE、Gmailなどのグーグルのサービス、フェイスブック、インスタグラムは使えません。
それが可能になるのがVPNのサービスです。
モバイルWi-Fiを借りる際にVPN機能も付けられるので、そのようにして持っていきました。
実際、仕事上VPN機能が必須というわけではないですが、グーグル検索を使いたい場合はつけておいた方が良いと思います。
3.海外だからといって不安に感じることはない
出発前は中国だから、海外だからということで非常に不安でした。
何かあったらすぐに戻ることはできませんし、対応もできないからです。
しかし、それは国内出張の時も同じで、それが1週間という長期になったからといって、それほど気にすることでもないと思いました。
大切なのは必要な作業を予め把握しておき、準備をしっかりとしておくこと。
不測の事態が起きた際の対応方法を想定しておくことだと思います。
最後まで問題はないかドキドキはしましたが、結果として大きな問題なく対応できたので良かったです。
結論として、リモートでの仕事というのは全く問題ないという結論に至りました。
今回の仕事が書類関係が主だったことが大きいとは思いますが、海外だから、遠くだからという理由で仕事が滞るとか、不安を感じる必要はないと思います。
もちろん、海外に行くとそれだけ海外での仕事があるため、日本の仕事をする時間は少なくなります。
そういう意味では、海外に行くときは仕事を入れ過ぎない方が良いのかもしれません。
昨年は1か月以上を中国で過ごしましたが、今年も多くなると思われ、この点は意識していきたいと思います。