儲けるのは良くないが、儲かるのは良い。
仕事を行う上での哲学としてこのような話を伺いました。
儲けることを考えるのではなく、結果として儲かることを考えるという意味だと思います。
これは非常に納得のいくことで、他人の利益になることをして、結果として自分が儲かるようなことをしようという思いがないと、このような考え方はできないと思います。
多くの行政職員が考えているのは、民間は儲けることを目的としているというところだと思います。
私も行政職員の時はそうでしたし、今もお金を稼ぐことに対して抵抗感があります。
特に最初に関わった民間企業ができるだけ人件費を抑制しようという意識のところだったからかもしれません。
しかし、私が目指しているのはまさに儲かることで、結果として儲かるだけのものがいただけるようになることが大切だと思いますし、成功報酬型で何事も取り組むのが一番良いと考えています。
私は誰かのためになりたいという気持ちが強いので、人のためにならないのであればお金はいりませんし、それで生きていけないのであれば自分の存在価値がないということなので、それはそれで良いと思っています。
もちろん、これに対しては人それぞれ考えがあるので、私の考えを押し付けるつもりはないですし、世の中すべてが自分と同じようになれば良いと思ってもいません。
いろいろな環境の人がいて、いろいろな立場の方がいる中では、考え方も違いますし、それを尊重してこその社会だと思うからです。
儲かるということは、目的がお金ではなく、他のことになっています。
これが重要で、自分は何をしたいのか、そして何を実現できたのか。
その結果としてお金をもらう。
もしくはお金以外のものをもらうことにもなるかもしれませんが、このような考え方を基本としています。