大人気中国ドラマ欢乐颂から見る中国人の結婚観

最近の中国人女性5人の上海での生活を中心に描かれるドラマ、欢乐颂 ode to joyの面白さがやばいです。

欢乐颂は42話、続編の欢乐颂2は55話あるので、全部で97話になりますが、気にならない長さです。

中国人の友人に、中国ドラマで最近面白かったものはと聞いたときに出てきたのがこれで、中国の最近の若い女性の悩みを非常によく表しています。

中国人の結婚観というのも現れていて、中国人の価値観を学ぶという点でも面白いと思います。

欢乐颂から見る中国人の結婚観についてお話ししたいと思います。

結婚相手の収入を重視

これは中国では当然のごとくなのですが、結婚前に家を買っておく必要があります。

なぜかというと、家を持っていることで家族に安心感を与えることができるからです。

というのも、中国の不動産市場は年々上昇していて、日本の借地借家法のように借地人を保護するような制度がないので、賃貸している人は毎年家賃が上がってしまいます。

そうなると、一度賃貸してもそこに住み続けることができなくなる可能性があるわけで、そういった点で不安を感じている人が多いんですね。

そのため、結婚前に家を買っておくということが結婚の条件になっています。

そして、買うのは男性に求められています。

ドラマの中でもよく出てくるのですが、重男轻女という男尊女卑の観念が中国にもまだあるようです。

特に親が男の子、女の子の両方を持っている場合、男の子に多くのお金をかける、男の子は多少失敗しても親が補填するといった考え方があります。

もちろん、それぞれの家庭の考え方なので、ほかの家庭には干渉しないというスタンスでいるわけですが、あの家は男の子を大切にする過程だからといった見られ方はするようです。

男性が家を買うというのは、自分の稼ぎで買うということの他に、親にお金を出してもらって買うというものもOKのようで、そういった点で中国の男性は親から比較的多くを与えられる環境にあるのだと思います。

一人っ子政策が最近まで行われていたので、多くの家庭が一人っ子なわけで、子どもが女の子の場合は家を買わないほどの支援をすることないで終わるということもあると思います。

親の理解が不可欠

他にも大切なのが、親の理解です。

中国人は親との関係性をとても大切にします。

毎日親と電話をするのは当たり前です。

これは親が求めているというのだけでなく、子どもにとっても当たり前で、それだけ親と子の距離が近いのだと思います。

日本の場合は毎日電話をしている家庭というのは少ないのではないでしょうか。

日本では親と毎日話していると、親に依存しているようで恥ずかしいといった感じがあったり、子どもを構い過ぎているといった認識になるのだと思いますが、中国の場合だと依存というわけではなく、親も子どもが心配なので電話を待っているし、自分も電話をしたいという相思相愛といった感じです。

それだけ子どもも親のことを信頼していて、親の意見を聞くこともしばしばです。

親側としては、子どもが幸せに暮らせることを重視しているので、相手の学歴、収入はもちろん、仕事が安定しているか、どういった家庭環境かという点まで気にするので、知ろうとします。

日本でも結婚は個人と個人のものではなく、家と家のものという考え方はあると思いますが、さらにそれが強まった感じです。

早く結婚をすべきという思いを持っているのも親で、お見合いを勧めます。

最近では親同士のお見合いというのも行われていて、結婚する本人同士が会う前に親同士が会うというのもあるのだそうです。

結婚年齢については、女性が30歳近く、もしくは超えてくると自虐的に剩女という余った女と自分を表現するようになってきて、早く結婚をという思いが出てくるようですが、親の場合は就職をしたらすぐに結婚を考え始めるような少し早めの結婚観を持っているようです。

一方で、恋愛というものはしたことがない人が多いと思います。

というのも、中国の場合は付き合った人と結婚するというのが一般的だからです。

大学までは勉強に専念して、卒業して、就職してから付き合って、その人と結婚というのが多いような気がします。

複数人と付き合うというのはあまり想定していなくて、付き合うと決めたら結婚のような感じです。

そういう部分もあってかはわかりませんが、離婚者数は増加傾向にあるみたいですが。

中国語字幕しかないですが、欢乐颂非常に面白いです。

これを見るまでは出演者の中では刘涛と蒋欣が芈月传,甄嬛传の出演者ということで、二人し知りませんでしたが、杨紫が非常に良いキャラクターを演じています。

実際、これを出演に人気爆発のようで、杨紫ファンになると思います。