一帯一路を英語でいうと、その意図も見える

今回の訪中は、アジア・アフリカフェスティバルというもので、中国70周年を記念して70か国が参加するイベントとなっています。

起業をテーマにしたシンポジウム、商談会と一帯一路に関する勉強の場が設けられました。

中国社会科学院で一帯一路についての説明があったのですが、その前に誤解していたのが、ここが大学だったということです。

てっきり研究所だと思っていましたが、修士課程、博士課程で入学もできるようです。

一帯一路についてですが、英語だとOne Belt One Road Initiativeと言うようです。

このInitiativeというのがポイントのようで、これは賛同した人たちが参加するもので、強制的に参加をさせるものではないということでした。

日本語ではその部分が出てこないので、この点は伝わっていないのではないでしょうか。

裏を返すと政策の意思決定には他の国は参加させず、中国が決めたことについて従える国だけが入れば良いという見方もできてしまいますが、イニシアティブというものにした理由は、各国の意向を尊重するスタンスをとっているということがポイントのようです。

アジア、アフリカ諸国が対象の説明からかもしれませんが、中国が得意とするものは、インフラ整備ということで、鉄道や港の建設についての実績と今後も前向きに考えていきたい旨の説明がありました。

ここについても、日本と同じ道をたどっているのかもしれません。

1964年の東京オリンピックに向けて、新幹線ができ、高速道路ができ、インフラの整備については大きな実績ができました。

そこで、1978年に日中友好条約が締結されて、鄧小平が日本に来日した際には、新幹線に乗せてその得意分野を紹介しています。

そして、中国でも新幹線、地下鉄の建設が始まっていくわけですが、このようなインフラ整備を経て、今日の経済発展に至っているのだと思います。

人とモノの流れをスムーズにすることは経済発展には不可欠で、そういった点でインフラ整備というのは必須なのでしょう。

これからアジア、アフリカでも同じような流れが起きることは必至で、その際にすでに成熟社会に突入している日本から学ぶのか、それとも成長最中の中国から学ぶのか、それは各国の判断に任されるのでしょうね。

 

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