杭州に来ています。
北京よりも湿度が高く暑いです。
しかし、少しの時間でしたが留学以来の友人と久々に再開することができ、とても良かったです。
さて、最近の日中関係の改善は両国間の人の往来状況に表れています。
昨年から旅行会社は訪中する日本人が増えてきており、仕事に復帰した人も多いようです。
それまで日本人を対象に旅行業を営んでいた人はどうしていたかというと、訪日する中国人相手の仕事をする形で対応していたということでした。
ちょうどインバウンドが増えていたので雇用の吸収先になった形ですね。
しかし、中国国内は日本人が来なくなったので、日本人を対象にしていた商売はなくなっています。
その一つが地図です。
観光地では無料のマップが配られたりしていると思いますが、日本人が少ないからということで日本語版は作らず、英語のみにしてしまうということが発生しています。
これは実際に杭州市であったことで、もちろん訪問したシルク博物館等では日本語のパンフレットもありましたが、杭州市全体の地図はそのような形になったようです。
日本人がチャイナリスクととらえるように、中国側も日本の依存度を高めすぎることに対するリスク認識も高まったのは事実で、この意識を変えるのは時間がかかるかもしれません。