私は高齢者のコミュニティづくりを行っている点から、年配の方の集まる場というのは容易に想定できます。
地方には若者がいない、東京に流出するという話はあっても、ゼロではありません。
ではどういったところに集まっているのかということで、2つの層については最近把握することができました。
一つは小学校入学前の子育て世代のお母さんです。
この層というのは、子どもと過ごす時間が多く、集まる場にはあまり行かないのかと思っていたのですが同じように育児に悩んでいる人と交流をしたいというニーズや、ずっと子どもと二人だけだと疲れてしまうというところから、子育てサロンのようなものに集まっていることがわかりました。
ずっと関わっていた地域で、はじめてサロンを見たのですが、想像以上の集まりで驚きました。
私は保育園に預けているということから、少し違うのですが、平日昼に子どもを連れて集まれる場所というのは魅力的なようです。
もう一つは起業、フリーランス層です。
これはコワーキングスペースやシェアオフィスといった場所が挙げられます。
地方だと公共施設でWi-Fiが完備されていたりして、無料で使える場も多いのですが、コワーキングスペースでは、同じような志を持った人たちが集まるため、協業につながったり、相談しやすい環境があるということで、多少の費用を払っても使う人も多いようです。
同じようにシェアハウスもイベントを実施したりすることが多いので、同じように利用されているようです。
会社に勤めていると日中昼間は会社にいることがほとんどだと思いますが、そうでない層がどこにいるのかという話でした。