なぜ、最近の若者が役職・肩書が響かないのか?

仕事で昇進試験を受けたくないという人がいます。

地域活動でも役職に就きたくないという人がいます。

自治会など持ち回りの活動では、会長になるメリットが見えにくく、やりたがらないというのはわかります。

しかし、最近は仕事でも、またNPOなどの活動団体でも役職に関心がない人が増えています。

今、述べた通り、正確には役職に就きたくないというよりは、関心がないのだと思います。

仕事の場合も最近では役職手当などは微々たるもので、また管理職になると残業代が出ないので、むしろ中途半端に役職につかない方が良いというのはあると思います。

では、NPO等のボランティアではどうなのでしょうか。

NPOにおいては、基本的に役職者も無報酬でやっています。

むしろ、役職に就くと、懇親会や寄付などで出費が増えるということがあります。

その一方で役職に就いたからといって何がかわるわけでもなく、逆に役職につかなくても自分の好きなことはできるという状況にあります。

また、肩書というのも重視する人は重視しますが、組織によっては乱発できるものでもあるので、そこまで響かないというのもあるのだと思います。

最近感じるのは、役職を作ることによる弊害です。

役職を作ることで、リーダーを中心とした組織になります。

リーダーは一定の権限を持っているので、リーダーが変わることによって組織は影響を受けます。

また、部門ごとにリーダーがいることで、縄張り意識があり、その間でのやりとりがスムーズでなくなることもあります。

役職にこだわる人が少なくなっている中で、リーダーを作るというのは避けるべきことなのかもしれません。

中国はトップダウンが非常に強い国なので、リーダーというものを非常に重視します。

中国とやりとりをする際には肩書はとても重要です。

これまで当然のごとく役職を設けていたわけですが、ここは日本と中国での違いが明確になっている部分で、ここを今後はすり合わせていくことになりそうです。