中国

今の好景気で儲けているのは中国人ではないかという仮説

タピオカ入りミルクティーが流行っています。

お店を出せば並ぶという状態で、これから夏にかけてもまだまだ続くのではないでしょうか。

タピオカはもともと南米ものらしいですが、タピオカミルクティーは台湾発祥ということで、タピオカ入りミルクティーは中国系の企業がほとんどですね。

お店のほとんどは中国でも見かけるお店で、新しいお店がオープンしたなと思ったら中国人がやっているということが多いのではないでしょうか。

というのも、流行りに敏感で儲かると思ったらすぐに真似してブームに乗るというのが中国人のやり方だと感じています。

シェア自転車の急速な普及というのも同じで、今は淘汰されていますが、まず投資して初めて見て、そこで競争が生じてブームも終わり、生き残ったところが安定して収益を上げられるようになっている形になっています。

シェア自転車はまだ収益化ができていなくて困っているようですが、タピオカミルクティーはビジネスモデルがはっきりしているので、儲かっているところはかなり設けているのではないかと思います。

注文をしてから受け取るまで時間がかかってしまうので、並ぶというのもあるのだと思いますが、中国の場合はほとんど並んでいなくてもしっかりと経営できているので、今は明らかに需要に対して供給が追い付いていない状態だと思います。

そんなスピード感を感じ取って、すぐに行動を起こせるのはパワフルさも必要ですが、資本力も必要です。

今回についてはタピオカとお茶を仕入れて、パッケージングをする機械を入手するという中国系のパイプも必要になったので、余計中華系の人がやっていることが多いのでしょう。

資本力という点では、インバウンド需要もそうですが、中国人が日本で消費する金額というのはかなりのものに上っているため、それをつなぐ役、たとえばお店を仲介したりという人のビジネスが成り立っている状態で、これを担う多くが日本に滞在している中国人です。

爆買いの時は中国人が日本で商品を買って発送するというもので設けていましたし、今でも投資関連の物件の仲介は中国人がほとんどです。

日本人も同じだと思いますが、外国で何かをするときは、自分の国の人を頼ることが多いと思います。

それと同じで、中国人も日本にいる中国人を頼っている状態で、それがあって、日本にいる中国人というのはビジネス上の需要が高いんですね。

もちろん、日本人にもこの流れに乗っている人はいると思いますが、それはそれでまた別のポジションになっていると思います。

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