監視カメラが安くなっています。
日本でもそうですが、中国では至る所に監視カメラが設置され始めています。
日本ではあまり見られない例ですが、監視カメラが車の取り締まりに活用されているという特徴があります。
日本と同じという点では、スピード違反ですね。
毎日同じ道を同じスピードで走っていて、それがスピード違反だと毎日罰金が科されて、1か月後に大金の請求が来るという恐ろしい状況になっているそうです。
日本と違うという点では、駐車違反があります。
市内で3分間路上に駐車していて、監視カメラでそれが確認されると罰金です。
こちらの方は、携帯電話に駐車違反になったという通知が来るので罰金がすぐに認識できるということでした。
そのほかに、クラクションを鳴らすと罰金というものもあるそうです。
一番実感したのが、歩行者優先違反も監視カメラで行われるということです。
繁華街の信号のない横断歩道を渡ろうとすると、これまでの中国では車が止まるということはほぼありませんでした。
それが、監視カメラが出たおかげで、歩行者優先になり、車が止まるようになりました。
これは極めて画期的というか、監視カメラの効果を如実に表す好事例だと思います。
郊外で監視カメラがないところでは相変わらずですが、市内の人通りが多いところではほぼ確実に監視カメラが入っており、歩行者優先の交通が実現されつつあります。