1月21日、22日と福岡県のワーケーションツアーで香春町、東峰村を訪問しました。
隣の田川市に昨年訪問していたのですが、その時は車に乗せていただいていたので、香春町のことも意識せずに通過していました。
今回は、福岡市から香春町までレンタカーで訪問したこともあり、福岡県内の地理を理解する機会にもなりました。
福岡市内からは約1時間半で到着です。
高速道路を使いましたが、意外と車は多かったです。
今回は、廃校活用をされているところをご案内いただき、地域の方々とお話をしました。
そこで感じたのは、職員のみなさんの熱量と地域の方々の前向きな様子です。
到着して副町長にご挨拶した後に早速昼食ということで、こちらをいただきました。
ドライブインかわらの立食いうどんのうどんです。
立食いうどんというお店名ではありますが、座って食べることができます。
続いて伺ったのが、採do所です。
採銅所小学校の跡地の活用なのですが、運営を地域の方々が行っています。
みなさんパワフルで、特に興味深かったのが、サイdo男というカードです。
地元の男性にフォーカスをして、対戦ゲームとして使えるカードにしたのですが、それぞれにキャラ名がついています。
本名は知らないけど、カードのキャラ名で知っているという人も多いようで、面白い取り組みだと思いました。
これから面白くなるのは、商工会と隣接するkawalaboだと思います。
そもそも商工会のシェアオフィス部分が活用の余地が多いにあることに加えて、kawalaboに隣接した施設もこれから活用される予定ということで、まちの中心部分にいろいろな機能が集まっていく形になるようです。
他にもいくつか見せていただきましたが、地域にプレイヤーがいるなということを大いに感じた2日間でした。
かねてからの持論で分類しますが、プレイヤーの種類は大きく分けて、ボランティアとビジネスの2種類があります。
ボランティアは、想いで動くので、その人個人によるところが大きくなります。
そのため、施設運営など長期にわたるものはボランティアをビジネス化していくことが求められると思っています。
このあたりはやはりなかなか難しいところのようで、私たちが関わる余地というものも多いなと感じたところです。
職員の方々が非常に熱心で、おもてなし精神がすごいなと思いました。
こういったおもてなしを受けると、私も何か返さないとという想いになるので、普段からの振る舞い、スタンスについて、非常に大切な部分だなと感じたところです。
次に訪問したのが東峰村でした。
東峰村には香春町から車で1時間半でした。ちなみに、東峰村から福岡市内に車で帰るのも1時間半程度でした。
東峰村の魅力は、なんといっても人が少ないことでした。
人口が2000人弱で、陶器で有名な小石原焼の小石原地区、宝珠山地区の2つに分かれています。
小石原地区は焼き物のまちとして、商業的なイメージ。
宝珠山地区は、棚田があったりと自然環境的なイメージです。
棚田に観光に行くなら、断然稲がある時期だと思いました(笑
東峰村のコワーキングスペースは、個室でも1時間400円と格安です。
法人登記が無料ということで、価格面では勝てるところはありません。
静かなので、仕事には集中できると思います。
宿泊施設は村が建設していて、床が無垢材の宿泊施設にお手頃価格で泊まれます。
気分転換のワーケーションとしては東峰村は良いかもしれません。
地域の方々からの刺激を受けたいというのであれば香春町ですね。
東峰村では熱い思いを持った若手の陶芸家の方々にもお話を伺えて、非常に刺激を受けたのですが、事業家としての側面で、まちづくりの観点での人材というのはなかなかいないのかもしれないなと思いました。
そういった部分でのプレイヤーづくりが今後楽しみですね。