行政

地方公務員だけど副業したい。専門的な強みを身に着けたいと悩むあなたへ

公務員は職務専念義務というものがあります。

そのため、基本的に副業ができません。

でも、このままでは定期的な異動があるのでスキルも身につかないし、不安がという方も多いと思います。

特に、最近は副業ができる民間の会社も多く、先日、長野県では農産物の生産の副業も可となりました。

それ以外にも長野県では、「地域に飛びだせ! 社会貢献職員応援制度」というもので、公益性の高いものであれば副業が可となっています。

そうは言っても、なかなか副業には踏み切れないのではないでしょうか。

また、いきなり副業をできる環境というのも見つからないと思います。

では、どうしたらそういった環境が見つかるのか。

私のオススメは無料でやってみるということです。

行政の仕事でもそうですが、実績がない人には任せられないですよね。

行政の仕事の場合は、他の行政機関での委託実績まで求められることがありますが、民間の場合は実績というのはお金が発生しているかどうかまでは求められないことが多いです。

もともと実績があって、それと同じ仕事を副業として行うのであればスムーズだと思いますが、そのような環境の人はほとんどにいないと思います。

というのも、所属する組織との利益相反になってしまうからです。

副業というのはスタート地点が多くが未経験から始まるというのが特徴なのだと思います。

1万時間の法則ということが言われていますが、何事も1万時間かけるとプロフェッショナルになれるということです。

1万時間というのは1日3時間だと1年かかります。

週1日8時間だと3〜4年ですね。

つまり、副業でその分野に精通しようとすると、1年以上はかかるということです。

その間は勉強の期間ととらえて良いのではないでしょうか。

勉強というのは、お金をもらわないだけでなく、むしろ払って学ぶことが多いと思います。

副業を目指すとなると、お金をもらうことを前提に考えてしまいますが、まずはボランティアでやってみる。

1万時間ぐらい経過したら、自然とお金をもらえるような環境になっていると思います。

そういう意味では公務員も民間も副業についてはあまり変わらず、1万時間継続できる力というのが大切なのではないかなと思うところです。

クラウドソーシングでお金をもらえる仕事というのは手に入りやすくなっていますが、すぐに高単価のものは得ることができません。

これも最初はボランティアぐらいの感覚で受けてみて、評価を上げて、徐々に高単価のものにといった形になるのだと思います。

副業をお金のためにとなると、お金が得られなければ続きませんが、自分の好きなことをお金にしたいという思いであれば、この方法は時間はかかりますが、おすすめです。

-行政